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CLIENT:
株式会社テレビ岩手様
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無料相談・お見積り

  • サービス
    OTAKEBI / ヨリゾウ
  • タイプ
    ブランディング
  • 業種
    自治体・団体
  • 映像表現
    実写
  • 費用
    ASK
  • 10分以上
  • 制作期間
    6ヶ月以上
  • CLIENT

    株式会社テレビ岩手様

    テレビ岩手様は岩手県を放送対象地域とし、テレビジョン放送事業を行っており、日々さまざまなコンテンツの放送や情報配信をしています。

  • DESCRIPTION

    岩手県の漆産業をテーマにした、実写15分のインターネットドラマを制作しました。
    伝統“技術”を伝えるため、若い二人の主人公の交流物語を通して、漆掻き職人の厳しさと同時に楽しさや誇り、漆の美しさや伝統工芸品としての素晴らしさを映し出しています。

  • THOUGHTS

    「漆の価値をわかりやすく伝え、より多くの人に漆や伝統技術の大切さや素晴らしさを認識してもらいたい。そして若い方にも目を向けてもらうことで後継者や担い手を志望する人々を発掘し、次世代に繋げたい。最終的には国産漆の増産に貢献できるきっかけを生み出したい」という想いをお預かりしました。

    その背景には、「岩手県は全国一の漆の産地だが、国産漆の不足、漆掻き職人や塗師といった職人の後継者が集まらない」という課題があることをお聞かせいただきました。

  • FEATURE

    本作は「漆器」という伝統工芸品だけではなく、「伝統技術」を伝えるための制作でした。漆産業に興味を持ってもらうため、漆に携わる職人の葛藤といった感情の部分をストーリーで表現することに。

    漆掻き職人や塗師の方以外に、漆産業に携わる多くの方への取材を実施して制作を進め、ドラマと現実との間でギャップが起きないようシナリオを磨き上げていきました。ストーリーは、多くの方が体験したであろう仕事での不安や葛藤を職人の気持ちとリンクさせることで、視聴者から職人へ共感を呼び、職人の存在をもっと身近に感じてもらえるような内容に仕上げています。

    また、ゆくゆく漆職人の後継者となってもらえるような全国の20代・30代の方にもドラマを視聴してもらうため、予告編を制作し広告運用サービスOTAKEBIでFacebookへの映像広告配信も実施しました。ターゲティング精度の高さと媒体の特性上、“サービス系以外の広告は目を引くのではないか”という点からFacebookを選定。「Uターンや移住に興味がある方々」「美術大学や芸術大学の出身者」「工芸品や陶磁器に興味がある方々」「地域おこしに興味がある方々」の大きく4パターンのターゲットへ向けて広告配信を実施し、想定目標数値の2倍の視聴回数という結果にすることができました。

  • CUSTOMER VOICE

    「とても良いストーリー、映像になりました。各方面の取材先からも「こういう形で“漆”を紹介してもらうことができて良かったです」等の声をもらい好評です。初めて一緒に映像制作をしましたが、制作スタッフの皆さんの『良い作品にしたい』という熱意や丁寧な対応、チームの雰囲気の良さを感じ、本作の制作を楽しむことができました。」株式会社テレビ岩手 プロデューサー丸谷様

CREATOR VOICE

  • 美谷島 諒 プロデューサー

    ロケハンの記憶が非常に強く残っています。ドラマのメイン現場となる浄法寺の漆林に初めて行った際、ラジオを傍らに置き、漆掻き職人の長島さんがただひたすら真っすぐに、そしてひたむきに漆掻きをしていた姿。浄法寺歴史民俗資料館で、資料調査員の中村さんに館内をガイドしていただきながら懇切丁寧に浄法寺漆の発祥とその歴史について教えていただいたこと。


    岩手県浄法寺漆生産組合の皆さんにご協力いただき、撮影場所となる漆林について、1つだけではなく様々な漆採取場所にご案内していただいた事。そして丸谷さんの熱意。単に漆や漆掻きの技術というものを取り上げた映像ではなく、そういった漆に関わる人達の姿勢や想いも、ご覧いただく方に強く伝わる映像にしたいと思い、制作に取り組みました。この映像を広く発信し続け、漆や漆職人の後継者不足に寄与していきたいです。


  • 安田 瑛己 ディレクター/監督

    制作するにあたり、二つの視点を常に意識しながらプロジェクトを進行しました。 一つ目は、ドラマを観た人が「漆ってスゴい!自分も漆器を使ってみようかな」と思ってもらえるような漆の魅力をダイレクトに伝える物語を作るということ。 二つ目は、漆文化に関わる人たちに認めてもらえる、嘘偽りのない、きちんとしたものを届けるということ。


    そのために職人をはじめとする漆文化の関係者とも密なコミュニケーションを取りながらシナリオ執筆や撮影を進めていきました。 日本の伝統文化の継承という大きな課題を背負ったプロジェクトでしたので、 この物語は岩手だけではなく全国に、ほんとに遠いところまで響くような そんな物語を紡ぐ必要があると思い制作しました。


  • 竜口 昇 ディレクター/脚本

    自分はシナリオ作成を中心に制作に関わりました。 「漆」をテーマにドラマを作るにあたっては、まず漆というものにどういった歴史があり、どういった特徴があるのかといった、綿密なリサーチからスタートしました。その中で、漆器の「使えば使うほど光沢が増していく」という特徴と、漆の木が植樹してから15年で漆が採れるようになること、この2つを軸にドラマを構成していきました。


    どんな商品や物でも必ず固有の魅力があります。その魅力に着目し、ストーリーに昇華させ、初めて見る視聴者はもちろんそれに関わる当事者にも新たな「気づき」を与えることができるのが映像の最大な魅力だと思っています。


  • 秋山 真衣 マーケター

    予告編を活用してFacebook広告配信を実施し、ドラマ本編の視聴促進を目指しました。 「将来的な後継者不足の課題解決にもつながったら嬉しい」という想いを伺い、漆文化・漆産業に興味関心を持ち後継者になりうる可能性が高い人たちに動画を届け、しっかりと視聴されることを広告戦略を考える上でも大切にしていました。4パターンのターゲティングと3パターンの訴求テキストを複数組み合わせてテストを実施。パフォーマンスが良い組み合わせが多く配信されるように調整をかけていきました。


    その結果、予告編からの本編への誘導数は媒体のシミュレーションで想定していた2倍となり、本編を多くの方に届けることに貢献できたことがとても嬉しいです。


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