TITLE

CLIENT:
株式会社川崎フロンターレ様

  • サービス
    ROOT
  • タイプ
    ブランディング
  • 業種
    スポーツ
  • 映像表現
    実写
  • 費用
    ASK
  • 10分以上
  • 制作期間
    6ヶ月以上
  • CLIENT

    株式会社川崎フロンターレ様

    川崎フロンターレ様は神奈川県川崎市をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブです。ミッションに「スポーツの力で、人を、この街を、もっと笑顔に」を掲げ、サッカークラブとしてだけでなく、市民・地域社会への活動をされています。 市民・地域社会と一体となって、困難を乗り越え、実績を積み重ねていくことで、スポーツが生活の中に溶け込み、健康と人生の楽しみを享受できる街の実現に努めています。

  • DESCRIPTION

    本映像は川崎フロンターレ様の理念「FOOTBALL TOGETHER」を表現したドキュメンタリー映像です。フロンターレに関わるすべての人に共通の価値観を抱いてもらい、一体感を生み出すことを目的としています。その目的を達成するため、本映像は伴走型ブランディング映像制作サービス「ROOT」を用いて制作しました。

    制作の過程では同クラブが大切にしている価値観や届けたいメッセージは何なのかを掘り起こすために、川崎フロンターレ様の社員総勢21名と一緒に2時間×全13回のワークショップを実施。そこで出た価値観をもとに、映像を通して地域の方々やサポーターの皆さまを「FOOTBALL TOGETHER」に巻き込み、一体感が生まれるようなストーリーを目指しました。

    完成した映像には多くの川崎市民の方々やサポーターの皆さまにもご出演いただいたおかげで、フロンターレに関わる人たちの日常を映し出すことができました。

    本映像は2023年の「川崎フロンターレ新体制発表会会見」で初公開し、川崎フロンターレ様が運営する施設をはじめ、SNSやクラブにゆかりのある各施設にて放映されています。

    また、社内から「海外のパートナーにもぜひ見てもらいたい」という声があがり英字版も制作しました。

  • THOUGHTS

    川崎フロンターレとして組織が拡大し、昔からいる社員と近年入社した社員との想いへの理解に距離ができたことで同クラブの根っこにある価値観や想いの共有がしづらくなってきているという課題をお持ちでした。

    そこで、まず各社員が同クラブの価値観を改めて深く理解し、さらにサポーターや川崎市民など全員が同じ方向を向くきっかけをつくりたいという想いをお預かりしました。

  • FEATURE

    本プロジェクトの目的は、フロンターレに関わる人たちが、同クラブに対しての共通の価値観を持ち、そして選手とクラブに関わる人たちで一体感を生み出すことでした。それを実現するため、まずは弊社のオリジナル価値観探求ボードゲーム「THE KACHINKO」をクラブ内での勤続年数の長短を混在させたグループで実施し、フロンターレの理念「FOOTBALL TOGETHER」につながっている4つの価値観を抽出しました。

    その後、4つの価値観をもとに「クラブに関わるすべての人たちに伝えたいメッセージ」について練り上げました。そしてそのメッセージをどう映像に落とし込むかを話し合い、つながりや一体感を表現する映像を目指しました。

    映像では選手やスタッフだけでなく、フロンターレに関わるすべての人たちの「非日常(サッカーの試合のシーン)」と「日常(生活、仕事のシーン)」を映し出しています。サッカーを通じて一つになった人たちが、そこで得た活力や勇気を持って力強く豊かに生きる姿をドキュメンタリー形式で映し出すことによって、フロンターレの価値観を届けることができました。

    また、映像内ではフロンターレに関わるすべての人たちの一体感を“手”を用いて表しています。具体的にはサポーターをはじめとするフロンターレを支えている人たちの一体感が生まれる瞬間である手拍子や拍手のシーンをリレー形式で映す演出を加え、フロンターレに関わるすべての人たちのつながりを表しています。

    更に、映像制作メンバーは制作時の気持ちを振り返れるように、制作に参加していない皆さまはつくる過程を追体験できるように、プロジェクト過程を収めたドキュメンタリー映像の制作も行いました。

    現在は弊社公式YouTubeチャンネルにて公開しています。
    https://youtu.be/Dy4I3J6NNW4

CREATOR VOICE

  • 鶴目 和孝 その他

    総勢21名の社員様と8ヶ月にわたって一緒に映像づくりを行い、ワークショップを通じて楽しく映像制作をさせていただきました。 フロンターレさんのチームカラーや、スローガン「FOOTBALL TOGETHER」とミッション「スポーツの力で、人を、この街を、もっと笑顔に」を表現できた映像になったのではないかと思っております。


    制作過程の中で「FOOTBALL TOGETHER」と弊社が大事にしている言葉でもあるMVVのVALUEの「一緒になって楽しみながら、つい自慢したくなる映像を創る。」が本質的に同じことを指していて、フットボールクラブ運営も映像づくりも一方通行では決して良いものが生まれないということを今回の映像を作っていく過程のなかで痛感しました。


    今回の映像づくりを通じて、愛してやまない川崎フロンターレというサッカークラブをより一層好きになりました。


  • 美谷島 諒 プロデューサー

    約8ヶ月に渡って制作した本映像は「川崎フロンターレらしさとは何か?」を考え抜いた結果、特別な想いが込められたものになりました。 完成形が想像できず不安な中、参加者様が模索して抽出された4つのキーワード(価値観)。それを元に行なった撮影では、社内外問わず多くの方に快く出演を引き受けていただき、現場や周囲に根付いた言葉を抽出できたんだなと確信しました。


    また、公開後にYouTubeやTwitterにポジティブな声が寄せられているのを見て、参加社員様の想いが伝わっていることを実感できました。今回の制作が皆様の自信に、そして「映像に込めた想いをもっと広めたい」という気持ちに繋がっていれば嬉しいです。改めて制作にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。


  • 嶺 隼樹 ディレクター

    自分は川崎フロンターレというクラブに対する前提知識がほとんど無いところからディレクターとして関わり始めました。 まず試合をスタジアムに観に行き始めて、フロンターレが発信する様々なコンテンツに触れていくうちに、いちサポーターとしてこのクラブを好きになっていきました(気付けば一緒に試合に行った妻も立派なサポーターに…)。


    とはいえフロンターレ歴が浅い自分がこのクラブの歴史や本質を本当に表現できるのか?葛藤はありましたが、だからこそ客観的に見えてくるものもあります。長い研修を通して形が現れてきた、このクラブの本質みたいなものを、完成作で表現できたのではないかと思います。


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