プロモーション映像制作 – FFF Award 2025 PR動画 | 映像制作・動画制作の株式会社エレファントストーン

TITLE

CLIENT:
株式会社福島中央テレビ様

  • サービス
    ヨリゾウ
  • タイプ
    Web動画
  • 業種
    マスコミ・広告
  • 映像表現
    実写+アニメーション
  • 費用
    ASK
  • 1 - 3分
  • 制作期間
    ASK
  • CLIENT

    株式会社福島中央テレビ様

    株式会社福島中央テレビ様は、福島県を放送対象地域とする民間テレビ局です。
    テレビ放送事業のほか、番組制作、出版物・グッズ販売、イベント企画、広告代理店事業、インターネットメディア事業なども手がけており、情報番組や地域のイベントを通じて、地域を盛り上げる活動にも取り組まれています。

  • DESCRIPTION

    福島県浜通り地域を舞台とした映画企画を広く募集する映画企画コンペティション「FFF Award 2025」のプロモーション映像です。本コンペティションへの応募獲得を目的に、浜通りの魅力や文化的土壌の豊かさを表現しました。
    6秒、15秒、30秒、90秒と4パターンの映像を制作し、福島県内のテレビCMで放映された他、FFF AwardのホームページやYouTubeチャンネルで公開されています。

  • THOUGHTS

    「FFF Award 2025」とは、福島県浜通り地域を舞台とした映画企画を広く募集する、誰でも参加可能な映画企画コンペティションです。初となる本コンペティションの開催にあたり、応募へのモチベーションを高める映像をつくりたいとご相談いただきました。
    福島県浜通りは、福島第一原子力発電所の事故により避難を余儀なくされ、そこから人々の手で生活を再建されてきた地域です。「被災地」というネガティブなイメージではなく、芸術文化が花開く土地であるというイメージを持ってほしい。そして、そこに共感する方からの参加を集めたいという想いをお預かりしました。

  • FEATURE

    本映像の最大のポイントは、「浜通りを、未来の映像文化の発信地へ」というコンセプトを軸に制作したことです。
    打ち合わせで伺った内容をもとに、弊社ディレクターがFFF Awardを開催する意味や目的を再解釈。浜通りの魅力や文化的土壌の豊かさを表現者たちに届け、「この映画祭、なんだか面白そう」と感じてもらい、応募意欲を高める空気感を醸成することを映像の目的として再設定しました。その際、「被災地」という過去のイメージにとどまらず、「これから浜通りで何が生まれようとしているのか」に焦点を当て、「未来をつくる場所」として描くことで、視聴者の創作意欲を喚起する工夫を施しています。

    短い動画の中でコンペティションの詳細を伝えると同時に、応募意欲を高められるよう情報の提示方法にも配慮しました。冒頭では「物語はどこからはじまる?」「誰が?何を?どこで撮るのか?」という問いかけから映像を展開し、後半でアワードのタイトルや賞金など具体的な情報を提示する構成としています。

    さらに、カメラやカチンコ※、照明といった撮影機材をモチーフにしたデザインを取り入れることで、一目で「映画に関するイベント」であることを想起できるよう工夫しています。

    ※カチンコ:映像の撮影時に使用する道具

  • CUSTOMER VOICE

    まず驚いたのは、最初に提案いただいた動画のコンセプトや演出方法の質です。こちらが伝えたいことをかみ砕き(部分によっては先回りし)、それをどう映像として伝えられるかが熟考されていました。性質上センシティブなテーマを扱うものではありましたが、安心して制作をお願いできました。
    また、制作時間や素材など相当な制約があったにも関わらず、制作チームの皆さんは「じゃあその中で、どうしたら最大限のクオリティを目指せるか」と常にポジティブに取り組んでいただけました。修正が発生しても快く、迅速に応じていただけ、発注者としてとても気持ちが良かったです。
    そして何より、完成した映像のクオリティに満足しています。

CREATOR VOICE

  • 相場 和貴 プロデューサー

    お客様にとっても初めての開催となる本アワード。アワードの企画が進む中で、同時に映像制作もスタートしていきました。震災からの復興や街の活性化を掲げたアワードという社会的意義もあり、私たち自身も「絶対に盛り上げたい!」という気持ちでゼロから企画・演出を提案し、限られた時間の中で進行しました。

    お客様と「もっとこうしたらいいよね!」と真摯に向き合えたこと、そして企画構成は弊社ディレクターの河井・深津、デザイン監修を西堀が担当し、適材適所でチームが動けたことが、良い映像につながった最大のポイントだと感じています。


  • 河井 優花 ディレクター

    応募者のモチベーションを高めること、そして震災によるネガティブなイメージを払拭するという課題に対して、まずは自分なりに「なぜこの映画祭を行うのか」を考え抜き、「浜通りを未来の映像文化の発信地にするため」という答えに辿り着きました。このビジョンを企画の出発点とし、映像全体のゴールを明確化。単なる告知ではなく、土地の魅力と映画祭そのものの価値を伝えることを目的に構成をつくりました。結果として、映画祭の認知拡大にとどまらず「ここで映画をつくりたい」と思わせるブランドイメージにつながる企画になったのではないかと思います。


簡単お問い合わせ