TITLE

CLIENT:
日本大学校友会様

  • サービス
    ヨリゾウ
  • タイプ
    インタビュー
  • 業種
    教育
  • 映像表現
    実写+アニメーション
  • 費用
    ASK
  • 3 - 10分
  • 制作期間
    6ヶ月以上
  • CLIENT

    日本大学校友会様

    日本大学校友会様は、都道府県支部、学部別部会、職域別部会、桜門会、海外特別支部から構成されており、「世代や地域を超えた会員相互の絆を深め、頼りがいのある校友会の実現」というビジョンをもとに事業を推進しています。

  • DESCRIPTION

    日本大学校友会様と制作した、日本大学応援PR動画です。日本大学の良さをあらためて見つめ直し、卒業生や関係者にとっての応援メッセージを贈ることを目的に制作しました。本編のほかに起業家、造園家、構造エンジニア・家具職人・デザイナー、手話エンターテイナー・役者、獣医師、企業社長、ゲームキャスター、菓子職人など多彩な13名のインタビューを公開しています。

    本映像は、「日本大学全国校友大会2024」で上映されました。また、日本大学校友会様のWebサイトおよび公式YouTubeチャンネルで掲載されています。
    Nihon University (nichidai)「日本大学卒業生ドキュメンタリーシリーズ」

  • THOUGHTS

    一連の不祥事があった中で失われつつあった日本大学と卒業生、あるいは卒業生同士のつながりを再構築していきたい。そして、卒業生、学生、教職員など日本大学に関わる方々への応援メッセージとして本映像を届けるために“とにかく良いものを、心に届くものをつくりたい”という想いをお預かりしました。

  • FEATURE

    本映像は、日本大学校友会の皆様の想いに強く共感し、視聴者に日本大学(以下、日大)の良さをあらためて感じていただくことを目指して制作しました。校友会を支援する校友課が年2回発行している校友会の会報誌『桜縁』でこれまで紹介をされてきた卒業生のうち、13名にインタビューを実施。卒業された学部や年度、ご職業、お住まい等の異なる多彩な方々に密着するため6つのキャンパスと13名各々の活動拠点(北海道から九州まで)で撮影を行い、ドキュメンタリー形式で映像を仕上げています。

    本シリーズの全体で統一感を出すために、撮影時のルールづくりやオープニング(本編ではエンディング)の手書きアニメーションにこだわりました。具体的には、目指す映像の完成イメージから、撮影時に使用する機材やカメラのアングル、ルック(映像の色味、明るさ)の共通ルールを決定。その上で、事前にインタビュイー1人につき30分〜1時間程の面談を実施し、本番に向けての関係構築はもちろんのこと、撮影場所やシーンに対する具体的なすり合わせを行ないました。

    これにより、シリーズとしての映像の統一性を保ちながら、映像および静止画に“その人らしさ”が宿るような画づくりを実現しています。また、手書きアニメーションは『道をひらく人』というシリーズのコンセプトの背景にある、13名に共通するまだ誰も通っていない道を歩き、自ら切りひらき道をつくっていく生き様を表現しています。

  • CUSTOMER VOICE

    エレファントストーン社の皆様は、私たちのパートナーとして「想い」に寄り添い、本質を引き出そうと常に対話をしてくださいました。13人の卒業生へのインタビューや撮影においても、その姿勢は維持され、出演者の皆様の経験、夢、仕事や人生にかける想い、学びを継続し、学びあい、仲間と協働する喜び言葉を、それぞれから余すことなく引き出されました。

    また出演者の生き方を表現するため景色や道具、職場環境、友人、仲間たちとの関係性を丁寧に映像に写し込み、完成した動画には現場のあたたかい雰囲気がそのまま投影されていると思います。

CREATOR VOICE

  • 伊藤 尚平 プロデューサー

    OBの方13名のインタビューを軸に共通の価値観を見出すという企画のもと制作をスタートしましたが、個別の事前ヒアリングや初回撮影の感触からあえてインタビューでは直接的な質問は用意せずに、その方の現在に至るまでの生き様を話してもらい、その会話の中から自然に出てきた考え方の軸やマインドを取り上げるというスタイルに切り替えました。


    その結果、作られた話ではなくその時々の感情が蘇るような熱量がこもった「生きている話」を引き出すことができ、観た人を後押しし勇気づけられるような作品をつくることができました。


  • 嶺 隼樹 ディレクター

    大企業の社長やベンチャー創業者から、職人やeスポーツキャスターまでいる多様な顔ぶれの出演者。そして撮影場所は日本中を飛び回り、撮影を行う環境もさまざま。そんな13名の取材映像を一貫した作風として統一感を感じさせ、さらに13名の映像を統合したコンセプトムービーまでつくるという大規模なプロジェクト。


    5人のディレクターと2人のカメラマンの組み合わせで行った撮影を統括する立場として、全13本をヒアリング段階、撮影準備段階、編集段階でそれぞれチェックを行い、インタビュー内容や編集が「その人の本質に迫るものになっているか?」という視点で指示を行いながら制作しました。


    各出演者との事前連絡・交渉・申請などをバックグラウンドでこなしてくれたメンバー含め合計15人ほどのチームでしたが、明確な役割分担を行い、最終的なつくりたい作品の方向性も共有することで、目線をそろえた制作を行えたことが成功要因だと考えています。


  • 三枝 茉央 プロデューサー

    国内各地で、さまざまな背景や想いを持った卒業生の皆さんと「本気で」向き合った取材をするには、一つひとつの準備に相当な時間がかかります。限られた時間でディレクターがインタビュー対象者からその価値観を引き出し切るには、膨大なエネルギーと集中力を必要とします。


    撮影のその場の雰囲気だけ良ければいいのではなく、それまでの準備や連絡の過程で少しでも不信感や不安を持たれてしまったら、真骨からの価値観を引き出すことはできません。 その一瞬の現場を成功させるため、断じて13名分の取材を流れ作業とすることなく、1名1名真剣に準備の過程からインタビュー対象者の皆様に心を開いていただけるよう、スタッフ全員が想像力を最大限に発揮させ、準備を進行しました。


  • 小笠原 亮 ディレクター

    インタビューの対象者が13名、それに合わせて映像自体も13本+本編という膨大な数だったため、どうやって統一感を出すのかについてはかなり議論しました。具体的には撮影前に使用するレンズ、そのレンズの焦点距離(どれくらい広く映るか、狭く映るかの数値)、被写体との距離感、色味などを設定した上でそれぞれのディレクターが撮影に臨みました。


    各々のディレクターのスタイルはありながらも、基本的な部分は統一されているので、それぞれの映像の個性は出しながらも全体としては統一感のある作品群になったと感じています。


  • 深津 大貴 ディレクター

    複数人のディレクターが制作に携わっていたこともあり、ディレクターはもちろんカメラマンや各スタッフ間との共通認識を非常に大事にしていました。どのようなルック、物語をゴールとしているかを少数のスタッフと緻密に連携・共有することはプリプロダククションの時点で重きを置いていたポイントです。


    また、ロケハン時からテスト撮影を行い、専用のLUT(=Lookup Tableの略:映像の色味を数式によって変換するカラープリセット)を作成するなど、クオリティを高めるための事前検証をしたことが作品のクオリティに直結していると思います。


簡単お問い合わせ