TITLEアニメーション映像制作 – ホリデーグリーティングムービー

工機ホールディングス株式会社様

工機ホールディングス株式会社様は、職人さんのために真摯に電動工具を創り続け、その中で培った技術やサービスを強みとしています。

旧社名の日立工機時代から70余年、築き上げてきたお客さまとの信頼関係のもと、世界各地のモノづくりのプロが思い通りに仕事できる電動工具をご提供中です。

世界70社以上にのぼる工機ホールディングスグループで働く約7,000名の従業員およびそのご家族の方々へ贈るホリデーグリーティング映像です。受け取った従業員の皆さんが改めて、自社グループが複数のブランドを展開していることや世界中に仲間がいることを感じつつ、ホリデーを楽しみにできるような表現や演出をめざし、手書きアニメーション映像で制作しています。

本映像は、グローバルのグループ従業員に配信され、本社のWebサイトにも掲載されました。

映像のテーマを「私たちの電動工具は、楽しい社会・世界をつくるためにある。世界の人々に幸せを届ける」として、自社製品も取り入れて表現したいとご相談をいただきました。

グループ企業で働く方へ1年間の感謝を込めて、ワクワクするような雰囲気の映像を作り「同社グループで働いてよかった」と思ってもらえる映像を作りたい。

また、世界各地で従事する方に向けた映像のため、アニメーション表現を用いて国や宗教を越えてみんなと過ごすホリデーが楽しみになるような映像にしたいというご要望もお預りしました。

国籍問わず誰が見てもワクワクできるような温かみのある表現や演出にこだわり、制作しました。温かみを出すため、イラストの描き起こしの際に始めに輪郭を書くのではなく、ラフスケッチに色を塗りながら形を整えていくことで、輪郭が柔らかくなるよう工夫しています。

本制作では、制作の初期段階からお客さまと密にコミュニケーションをとることで、ご期待に沿った企画を早い段階でご提出することができました。実際に、映像の企画の修正案をお渡しする際は濃淡の異なる肌の色を複数パターン用意してご提案。企画段階から映像の完成イメージを具体化できていたことで認識の齟齬が減り、タイトなスケジュールの中でのスムーズな制作に繋がりました。

また、シナリオ、カット、イラストに含める製品や企業名などを検討する編集段階では、ご担当者様をはじめ海外拠点の方にも「ファミリー向けの映像のため子どもの意見を取り入れたい」「地域・宗教が限定されない映像にしたい」「カートゥーンのような演出を取り入れたい」等ご意見をいただけたことで、どこの国の従業員がみてもワクワクできる楽しそうな映像になるよう仕上げていきました。

真摯にこちらの相談に耳を傾けていただき、素晴らしい映像を制作いただきました。おかげさまで、国内外の従業員から、「温かみがあり、ほのぼのとしてかわいい」「明るく元気な感じがよい」「改めてたくさんのブランドを持つグループだと感じた」「家族にも見せた」といったフィードバックがありました。グループの一体感醸成にとても役立ったと思っています。ありがとうございました。